2017年3月
脚が痛くならない歩き方
私は仕事を含めて1日に多く歩いています、
少なくても15,000歩、多い時は60,000歩以上歩く(走る含む)こともあります。
これだけ歩いていると「膝とか脚が痛くならないですか?」と聞かれます。
答えはもちろん「NO!」です、疲れることはあっても膝やかかとなど
脚が痛くなることはありません。
なぜ脚が痛くならないというと、痛くならない脚にやさしい歩き方をしているからです!!
脚の機能・役割を理解しそれを的確に使うことによって負担がかからないやさしい歩き方ができます。
土踏まずの機能・役割、膝の機能・役割、股関節の機能・役割それぞれに機能・役割がありますから
それをちゃんと的確に使うことによって負担は軽減されます。
これらのことを理解して実践できている方はそれほど多くないと思われます、
歩くという行為はほとんどの人が1歳前後からできており誰に教わることなく過ごしてきたと思われます、
しかし痛みが発症する人とそうでない人がいるのが現実です、
痛みが発症しない人でもなぜ痛みが出ないで歩けているかを理解されている方は少ないでしょう。
すでに痛みがある方も適切な歩き方をすることによって痛みが軽減して行くことも考えられます、
今からでも遅くないですから、脚にやさしい歩き方を習得していきませんか(⌒∇⌒)
O脚ってどこから?
生徒さんからO脚の悩みの相談をされました。
私自身ひどいO脚でしたが歩き方をただすことによってかなり修正された経験がありますのでそのことをお教えしたのですが、ふとO脚って左右の膝が1mmでも離れているとO脚なんだろうか?
と疑問がわいたのでO脚の定義について調べてみました。
インターネット上のあるサイトに、
O脚 足首はつくが、指2本以上膝が離れる:内反膝(Genu varum)
X脚 膝はぴたりとつくが、足首(内果) が9~10cm離れる:外反膝(Genu varum)
とありました、やはり少しは離れていてもOKなんですね。
私はギリギリ指2本入らずかろうじてセーフでした
しかし指を少し上にあげると太ももの筋肉に当たってしまう・・・
これって筋肉がある以上絶対に膝は付かないということか!? まぁー良しとしておきましょう。
なぜO脚になってしまうのでしょうか?
O脚には大きく分けて先天性O脚、ガニ股O脚、内股O脚の3種類があります。先天的O脚は骨の変形や関節の障害などが原因であり、一般的な矯正では治らないことがほとんどです。整形外科医などで治療をする必要がありますが、必ず完治するわけでもありません。
ガニ股O脚は、ヒザとつま先も外を向いている状態で主に男性にありがちなO脚です。
内股O脚は、ヒザの向きは前や内側なのに両膝はつかずに離れ、つま先が外を向いている状態です。女性のO脚のほとんどがこれで、目安としては、まっすぐ立った時に膝間が指2本分以上開いている状態です。
歩く時にガニ股に見えたり、ヒールの底が外側ばかり減っています。ヒールを履いたときや、階段の昇り降りの際に顕著に現れます。
日常生活の中で生まれた、姿勢や立ち方、歩き方のクセによって引き起こされていることがほとんどです。
例えば、
・下腹を突き出すような、腰を反る立ち方
・足のつま先が外側に流れるガニ股歩き
・ペタペタ歩き(足を後ろに蹴らないで、小股で前だけに出すようなペンギン歩き)
・足の指を使わないで、浮いた状態での歩き方
・女の子座り(正座の時に、ヒザから下が両モモより外に出る座り方)
です。このような原因に心当たりがある人は、ぜひ気をつけてください。
O脚の治し方は?
上記ののような原因から、座り方、立ち方、歩き方それぞれを直せばO脚も治るということですね、
O脚を治したい方は是非当スクールへご連絡ください。